学級通信第14号『糸通しのあとで』2021.4.26

ハルキ通信

このカテゴリーでは僕が実際に現場で発行している学級通信を紹介します。

ご自身の学級通信作成のヒントや、実際の学校現場の雰囲気を感じてくれればと思います。

※一部、実際の表記に変更を加えています。

糸通しのあとで

「先生、手伝います!」

と言ってくれたのは5Bのメンバー。

何を手伝ってくれたのか、それは「給食準備」でした。

木曜日の4時間目(5A)は家庭科でした。場所は教室から被服室に移動し、お裁縫を頑張っていました。

少し話はそれますが、担当の〇〇先生からこんなメッセージをいただきました。

「最初の家庭科の授業で『糸通し』が全員できたのは、なんとはじめてだ!」

僕も公立で勤務をしていた時、家庭科担当をやったことあります。(本当だよ!笑)お裁縫の最初は、針の糸通しからやりますね! 裁縫セットには糸通しをラクにするセットもありますが、最初は敢えて使いません。糸切ばさみで糸を斜めに切り、ペロッと糸をなめ、そしてプルプル震えながら、糸を通すのです! そこはストレスとの勝負! 自分との闘い!

今までの経験上、「先生、もう無理!」と匙を投げる子もいたのですが、どうやら今年度はいなかったそうですね。僕は授業中だったので直接見たわけではないですが、〇〇先生からいただいた言葉と写真で、みんなの頑張っている様子が伝わりました!

さぁ、次は「玉結び」か「なみぬい」か「玉どめ」か。

これらも自分との闘い! 頑張って!笑

さて、4時間目が体育であったり、音楽であったり、家庭科であったりと、要は教室移動があると給食の準備がどうしても遅れます。

〇〇先生も気を利かせてくれ、あらかじめ給食の準備をしてから被服室に向かいました。ただ、それでも準備はどうしても遅れます。

僕はお隣の5Bで算数をやっていて、5Aに戻ったときはまだみんな帰っていませんでした。

一人でできる範囲、給食の準備をしていると、何とそのときです!

「先生、手伝います!」

と5Bのメンバーが自分のクラスでもないのに手伝ってくれたのです! すごい判断! 嬉しすぎます!

もちろん帰ってきた5Aのメンバーも「おぉ! サンキュー!」とお礼を言っていました!

5年生のチームワーク、素晴らしすぎですね! 今週も楽しみです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました