学級通信第27号『しかししかししかし』2021.5.19

ハルキ通信

このカテゴリーでは僕が実際に現場で発行している学級通信を紹介します。

ご自身の学級通信作成のヒントや、実際の学校現場の雰囲気を感じてくれればと思います。

※一部、実際の表記に変更を加えています。

しかししかししかし

「待っていて、えらいなぁ!」

というのが率直な感想。

一昨日の5B算数のことです。5Aではないのか? いや誤字脱字ではなく「5B」です。

5Bで算数公式戦(カラーテスト)がありました。

テストが終わった人から提出してもらい、しばしの自習時間です。

みんなの様子を見て、質問もなく大丈夫そうだなと思ったら、○つけをします。

授業時間いっぱいかかりました。

そのとき、5Aは理科でした。

残念ながら授業は見れなかったのですが、ジャーナルを読むと、どうやら「メダカの観察」をしていたそうです。

ちなみにメダカは定期的を観ているそうで、ジャーナルの中でも「以前にはなかった『毛』がはえた!」「卵の中に目がある!」と、メダカの成長も感じられ、とても楽しいです!

さて、その日の理科は2時間続きで、理科室で観察をしつつ、僕が算数をやっている間にみんなは教室へ帰ってきました。

そして、5Aの理科が少し早く終わりました。(教室同士が近いのでお隣の声がよく聞こえます)

彼らとは1年以上の付き合いです。きっと「休み時間にiPadを使ってもいいですか?」と質問が来ると思いました。(普段もこのようなやり取りです)

しかし、残り時間が短いとはいえ、まだ5Bは授業中でした。

しかししかし、5Bはテスト後の自習でシーンとしていますし、僕も黒板の前で○つけをしているので、その気になれば声をかけることもできました。

数人が廊下に出てきました。

正直、声をかけるのかなと思っていました(ゴメンね)。

しかししかししかし、よい意味で期待を裏切り、彼らは授業が終わるまで僕に声をかけることなく、きちんと待っていました!

「目配せ」をして、「もう少し待っててね!」「うん、わかった!」という無言のやり取りをしました。

そして授業が終わったので「iPadを使ってもいいですか?」と、いつも通りのやり取りをしました。

素敵で、そしてすごいなぁと思いました。

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