「おはようございます❗」
………
せっかくこちらから挨拶をしても、全く反応がない。
言ってもちっちゃな声…
理想は子どもたちから自分から挨拶をしてくれること。
そこまではいかなくても、せいぜいこちらから挨拶をしたら、返事ぐらいして欲しい❗
って学校の先生なら思いますよね❗❓笑
でも子どもたちって、なかなか挨拶ができません。
ですので、それなりの「手立て」が必要になります。
そこで今回は、僕の経験談を生かして、
きちんと挨拶ができるクラスにしよう!【学級経営の悩み解決】
というテーマでお話します❗
実際、今回の方法を使うと、僕のクラスでは挨拶がとてもできるようになりました。
管理職や他クラスの先生からも「挨拶ができるね」と評判のいいクラスです❗
ぜひご参考ください。

楽しんでや❗
きちんと挨拶ができるクラスにしよう!【学級経営の悩み解決】
まず大前提として、
先生自身が挨拶ができる❗
というのは当たり前ですよ笑
先生自身がお手本となって、子どもたちに挨拶をするのは当然です。
また、子どもたちの前でなくとも、職員室では他の先生に積極的に挨拶をしましょうね。
子どもたちはそんな先生の姿を見てますよ!
ではそれを踏まえて、挨拶ができるクラスにするには…
・年度初めに挨拶について語る
・朝の会でチェックする
・継続する
※最後に裏技もあります
もう少し深堀りしていきましょう。
年度初めに挨拶について語る
挨拶ができるクラスにしたいならば、年度初めに挨拶の意義や大切についてしっかり語りましょう。
「なぜ挨拶をするのか?」
「なぜ挨拶が大切なのか?」
実は子どもたちはわかっていません。
理由もなくただやらされている感では、自分から挨拶をしようと思いません。
やはり、挨拶に関して、それなりの意味をしっかり理解することが大切です。
挨拶の大切さについては、あなたオリジナルの理由でいいのです。
「心の架け橋」
「信頼の証」
「一日が気持ちよくなる」
などなど。
あなたの人生で、挨拶がどれだけ素晴らしいものか、自分の言葉で子どもたちに語ってあげてください。
ちなみに、僕の場合は、「挨拶ができる人間には、みんなが心を開いて、何か困ったとき助けてくれるようになる」と語っています。
もう少し注意があります。
まずは、「年度初め」ということです。
年度初めは、先生も子どもたちも一番緊張感があり、物事も前向きに捉えてくれます。
学級経営のゴールデン・タイムですので、ぜひそのタイミングで語ってほしいと思います。
もちろん、年度途中でも構いません。
挨拶の意義をしっかり語り、明日から生かすことはできるはずです。
あともう一つ❗
挨拶の「相手」を明確に言ってあげましょう!
あなたの目的はおそらく「先生(自分)に挨拶をしてほしい」ですよね❗❓(そこは恥ずかしがらずに笑)
ならば、はっきりと伝えてください。
「朝、先生に会ったら自分から挨拶しましょう」
とね。
ここまで丁寧にやってあげて、はじめて子どもたちはやるべきことが明確になるのです。

もちろん、先生も子どもたちに挨拶しような❗
朝の会でチェックする
さて、昨日言ったことがきちんとできているか。
次の日が勝負です。
朝は子どもたちより先に教室にいましょう。
そして登校する子どもたちと挨拶を交わします。
そこで自分から挨拶をせずに、子どもたちからの挨拶を待ちます。
昨日の話がしっかり通じていれば、何人かはしっかり自分から挨拶をしてくれるはずです。
しっかり褒めてあげましょう。
登校の時間を終え、朝の会です。
そこで、自分から挨拶をしてくれた子たちを紹介し、みんなの前で褒めてあげます。
もちろんできなかった子たちを叱るわけでもありません。
「まだ間に合います。まだの人は先生に今、挨拶をしましょう❗」と言います。
「忘れてた!」「先生おはようございます!」と、笑いながら挨拶をしてくれると思います。
継続する
基本、
・子どもから挨拶を待つ
・朝の会や学級通信で紹介する
の繰り返しです。
特に、他の先生から「○○さんはしっかり挨拶をしてくれてすごい❗」と言ってくれたらしめたものです。
ぜひ、みんなの前で紹介してあげましょう。
どんな実践も「立ち上げ」は比較的容易なのですが、「運用」が難しいのです。
先生がめげずに、繰り返し指導していきましょう。
1ヶ月もやれば習慣付くでしょう。
ただし、どうしても自分から挨拶ができない子に無理強いはやめましょう。
一つレベルを下げて、「先生の挨拶にはきちんと反応する」でもいいのです。(これすらできない子の何とも多いことか❗笑)
子どもたちの活動は、あくまでゲーム感覚で楽しくできるといいですね❗
裏技
最後に条件付きですが裏技を紹介します。
それはあなたが新しい学校に赴任した際の、着任式での挨拶です。
その挨拶で、
「先生は挨拶がとても好きです。ですので、先生からみんなにどんどん挨拶をすると思います。でも、みんなから挨拶をされるのもすごく好きです。ですので、先生に会ったらどんどん挨拶をしてくれると嬉しいです❗」
と言ってみましょう。
すごくスムーズに挨拶のできるクラスになっていきますよ!
ぜひお試しあれ❗
まとめ:教えなければできない
挨拶は教えなければできません。
そして、先生があきらめずに、粘り強く指導していかなければいけません。
もちろん、人によって「別に挨拶なんてできなくても…」という考え方もあるでしょう。
構いません。
ただ、逆に言えば「挨拶は大切だ」と考えている人もいると思います。
僕も大切だと思います。
そんな先生に少しでも僕の経験談が役に立てれば幸いです❗
これからもお互い頑張っていきましょう!
今日のシン・キョウシ格言
「挨拶ができぬ者は誰からも声をかけられず、馬鹿になる」
ハルキ
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