「あぁ、もう18時だ。これから明日の教材研究をしなきゃ…」
様々な事務作業や会議に追われ、気づいたら既に提示は過ぎている。
でも、明日の授業準備が全然終わっていない。
こうしてまた、帰宅時間が20時、21時と遅くなっていく…
この出来事、何もあなただけのことではありません。
多くの先生が同じ経験をし、もちろん僕もそうでした。
帰りが遅くなれば、プライベートや睡眠時間が削られます。
仕事のパフォーマンスも落ちますし、心身の調子も狂ってしまいます。
異動して2校目の職場で僕は心身ともに疲れ、「このままではダメだ❗」と決心し、マイ働き方改革を実践したのです。
とはいえ、同時の職場では、事務作業や会議が鬼のようにあり、これらは学校全体で動く仕事なので、なかなか自分の時間を確保できません。
こんな環境では、もはやこれしか自分を救う方法はありません。
そう、
教材研究の時間を短くするのです。
もちろん、教材研究を短くしたことによって、授業の質が落ちては本末転倒です。
ですので、「より短い時間で、より大きな成果の出る教材研究」を追求する必要があります。
この理想を実現するには、まずは教師としての経験値を高めること。
経験が増えれば、感覚的に子どもが楽しくなるような授業をパッと思いつきます。
しかし、これは少々職人技ですよね。
初任の人でもできる方法を追求せねば、このサイトの意味がなくなります笑
だから僕はこんな提案をします。
教材研究の時間がない日は、無理に自分の頭で授業を考えるのはやめましょう。
その代わり、
優れた教材に頼りましょう
世の中には、多くの先輩先生が残してくれた、優れた本や教材があります。
子どもたちも楽しく学べます。
そいつに頼って、今日はもう遅いからさっさと帰る❗笑
これが時短のポイントです。
そんなわけで、
教材研究の時短におすすめな教材4選【国語・算数・社会・道徳を紹介】
こんなテーマで今回はお話します(^^)

明日から使える教材ばかりやで❗
教材研究の時短におすすめな教材4選【国語・算数・社会・道徳を紹介】
国語
国語の教材研究で困ったときは「漢字練習」がオススメです。
漢字練習は授業のバリエーションも豊富ですし、クイズっぽくすれば子どもたちも楽しく取り組んでくれます。
さて、この「漢字まとめくん」ですが、漢字練習のシステムが非常によくできています。
楽しく学べるのはもちろん、「授業者の都合」もよくわかっています笑
授業において、教師が頭を悩ませるのは「課題が速く終わった子の対応」です。
子どもたちの理解度は当然個人差があるので、速い子もゆっくりな子にも対応できるようにしなければいけません。
「漢字まとめくん」は漢字練習が終わったら、塗り絵ができるようになっています。
そのおかげで、課題が速く終わった子は塗り絵に取り組み、ゆっくりな子はじっくり取り組むことができるのです。
また、この1冊に全学年の漢字が載っているので、復習にも使えます。

優れた教材はシステムがしっかりしているんやで❗
算数
子どもたちの挑戦心に火をつけるのが、「ちょい難しい問題」です。
難しい問題はできれば達成感がありますし、できなくてもそもそもほとんどの子ができないので、あまり劣等感を抱くこともありません。
また、難しい問題といえども、この問題集はクイズやパズルのような問題なので、本当に楽しく取り組めます。
本シリーズは3作目に当たり、全学年分揃っています。
時には、教科書から少し離れ、頭に汗のかく問題を解くのもいいですね❗

ウチのクラスでも大人気やで❗
社会
授業名人と言われた故有田和正先生の社会科ワークです。
本シリーズももう2冊ほどあり、どれもオススメです❗
単元を象徴する大切な挿絵が敢えて「塗り絵」になっており、絵を塗っていく中で子どもたちは挿絵の重要な細部まで気を配っていきます。
そして、各ページには単元に重要な問いが20問ほど載っています。
余計な準備をせず、必要なページを印刷し、子どもたちにポンっと差し出せば、黙々と課題に取り組みます。

優れた教材の威力を学んだ瞬間や❗
道徳
プリントや問題集ではないですが、人生において大切な教訓がイラストを交ぜて、とてもわかりやく紹介されています。
授業としてはイラストを紹介しながら「紙芝居」のようにやっていくのがいいでしょう。
思わず、「お〜」と唸るような話と、温かみのあるイラストに共感すると思います。
道徳は大切でありながらも、教材研究の時間がなかなか取れないと思います。
そんなときに本教材を参考にしてみてください❗

オンライン授業(ZOOM)でも紙芝居みたいに楽しくできたで❗
あとがき
今日のシン・キョウシ格言
「優れた教材を使わない手はない。なぜなら、そこには子どもたちのために研究を重ねた先輩先生たちの叡智が使っているからだ。先輩先生の叡智と目の前の子どもたちと今の時代をしっかり捉え、新たな教育は生まれるのである」
ハルキ
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