夏休み明け。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が出てしまい、本校では再びオンライン授業になってしまいました^^;
しかし、今はとてもスムーズにオンライン授業を行えています。
前年度に苦労した甲斐がありました。
オンラインに関する最低限の知識・技術はしっかり身についています。
オンライン授業になってしまった先生方はきっと本校だけではないはずです。
また、現在オンライン授業でなくとも、今後どうなるかは誰にもわかりません。
今年度本校にはじめて赴任した先生方は、正直オンライン授業に戸惑っています。
本当は「もう少しラクにできる方法」もあるのに、必要以上の準備に時間をかけ、時間も体力も消耗してしまっています。
そこで今回は、
明日からできるオンライン授業の簡単なゲーム3選【ミニマリスト先生の仕事術】
というテーマでお話します。
前年度から合わせて、数カ月間オンライン授業をやってきました。
その経験の中で、「このゲームはお手軽だな〜」という方法を3つ紹介します。
ゲームとはいえ、汎用性はとても高く、どの授業でも応用できます!
また、「ミニマリスト先生」を自負しているように、「最小限の労力で最大限の効果」を意識した実践になっています(^^)
それでは行きましょう❗
※尚、今回のオンライン授業は「ZOOM」を対象にしています。

楽しんでな❗
明日からできるオンライン授業の簡単なゲーム3選【ミニマリスト先生の仕事術】
結論から言います。
・○✕クイズ
・モノ探し
・脱出ゲーム
この3つが汎用性が高く最強です(^^)
根拠としましては、
・楽しい
・すぐできる
・準備も不要
というところですね!
もっと詳しく説明しましょう。
○✕クイズ
「今日の朝ごはんに牛乳の飲んだ人は拍手ボタンを押しましょう❗」
といった感じの○✕クイズはとてもオススメです(^^)
「この問題の答えは○○だと思う人❓」
などと、ZOOMを使ったオンライン授業では、先生から質問を出す場面がたくさんあります。
その際に、子どもたちには意思表示のリアクションをしっかりやってもらいましょう。
リアクションをしてもらうことで授業者もやりやすくなりますし、授業全体も盛り上がります。
具体的には、
・○の場合(✕の場合)に拍手ボタンやグッドボタンを押す
・○の場合は画面越しに○のジェスチャー、✕の場合は✕のジェスチャーをする
・○の場合はビデオをオンにし、✕の場合はビデオをオフにする
こんな感じでいろいろなリアクション方法があります。
僕の学校では授業以外に「ZOOM朝の会」という時間があり、そこでよく○✕クイズをやって、一日の最初を盛り上げています。

もちろん、どの授業でも生かせるで❗
モノ探し
「赤い物をお家から探してこよう❗」
こんな感じで、テーマに沿った物をお家から探してもらいます。
基本的にZOOM中は画面ピッタリに意識が集中しています。
しかし、モノ探しをすると、「動き」が出てきます。
本人たちはメリハリがあって飽きず、楽しくなります。
また、たとえば同じ赤い物でも、それぞれのお家で全く違う物になります。
それも画面越しにみんなで見比べると、また楽しくなります(^^)
「アルファベットが書かれた物を持ってこよう❗」
「二等辺三角形の物を探してこよう❗」
など、どの授業でも応用ができます(^^)

オンライン授業でも時には立ち歩くことが大切やな❗
脱出ゲーム
ZOOMをやって少し心配なのは、「子どもたちは本当にこの活動に取り組んでいるのだろうか❓」というところ。
まぁつまり「サボっていないか❓」というところです笑
画面を消してしまうと、向こうの世界はわかりませんからね。
そこに少し「プレッシャー」を与えて、サボりを解消するのが脱出ゲームです。
やり方はこんな感じです(^^)
1.参加者全員をブレイクアウトルームの1つの部屋に送る(先生もその部屋に行く)
2.お題を出す
3.お題をクリアできたらブレイクアウトルームから退出する
子どもたちはブレイクアウトルームという「異空間」に連れてかれます。
そしてお題というミッションをクリアしなければその異空間から脱出することができません。
ハラハラ・ドキドキのスリリングなゲームです(^^)
お題はたとえば、
「都道府県を5つ紙に書きましょう❗」
「aからはじまる英単語を5つ書こう❗」
といった内容があります。
注意点として、ブレイクアウトルームでは2分程度経ったら全員戻ってこれる設定にしてあげると、スムーズに運営できます。

楽しくとも、時に追い込む授業も大事やで❗
まとめ:余計な資料を作らない
普段の授業でも、オンライン授業でも、忙しそうだなと思う人は、「資料を作りすぎている感」があります。
ZOOMでは、画面共有で用いる資料のスライドを作ったり、
提出用のロイロノートやGoogleクラスルームを作ったり、
です。
でも、それもうやめませんか❓
ZOOMだけでも普段とは違う緊張感があるのに、その上、資料までたくさん作っていては、時間がいくらあっても足りません。
個人的には、基本ZOOMのみで勝負したほうが、授業者も子どもたちも混乱しないですし、準備もラクになると考えます。
ぜひ、今回の記事を参考にして、「最小限の努力で最大限の効果」を得る実践を追究していきましょう❗
今日のシン・キョウシ格言
「資料作りはせず、ZOOMのみで勝負せよ」
ハルキ
コメント