「教室や職員室がいつもグチャグチャで片付かない…」
「頭の中もいつもグチャグチャで仕事が遅い…」
こんな悩みはありませんか?
おはようございます。ハルキと申します。
今現在、教師歴が10年ほどでして、公立小学校・私立小学校・特別支援学級などを担当してきました。
学年主任をはじめ、特別活動主任や視聴覚主任などを経験しています。
また、様々な教育雑誌・教育新聞の連載、講演活動も行っています。
今回は、「ミニマリスト先生のスッキリ戦略3選」というテーマでお話します。
最近、You Tubeなどで耳にするようになったミニマリスト。
なるべく物は最小限、それはそれはスッキリした人たちです。
僕自身も結構なミニマリストです笑
ミニマリストの手法や考え方を使うと、あなたの働き方が少し改善されるかもしれませんよ!
基本的に記事の内容は、「これから小学校の先生になりたい!」と思っている人か、もしくは若い先生向けです。
ただし、経験者であっても役に立つ情報だと思いますので、ぜひ楽しんで読んでいただけたらと思います。
それでは行きましょう!
ミニマリスト先生のスッキリ戦略3選
まず、ミニマリストの手法や考え方を取り入れると何がいいのか?
結論、
「仕事が早くなる」
です。
仕事が早くなれば、やりたいことにもっと集中できます。
帰宅も早くなります。
周りからの評価も上がります。
いいことばかりです!
これから紹介する3選は、あなたの働き方をより効果的・効率的に、それもメチャクチャ簡単にできるので、ぜひ取り入れてみてください。
また、本記事の最後には、オススメの書籍も紹介するので、是非ご覧になってみてください。
物は買うな 物は借りろ
ミニマリストの極意は「必要最小限」です。
したがって、物はなければないほどいいです。
とはいえ、教室や職員室にいくつかの物は必ず必要になるのですが。
100均通い辞めましょう!
教室や職員室がゴチャゴチャしてしまう人は、まず100均とかで物をたくさん買ってきてしまいます。
かつての僕もそうでした。
でも、待ってください。
「そのお買い物、本当に必要ですか?」
・はさみやのり、ファイルなど、それって学校の事務室にありませんか?
・何かを作る際、画用紙や道具が必要? それって図工室にありませんか?
僕が今まで赴任した学校はどこにでも、一通りの文房具セットはありましたよ❗
それを知ったのは3校目の学校でしたが、僕はまさしく「何も持たずに」赴任しました。
鉛筆も、ノートも、採点ペンも、
学校にあるだけの文房具で、何とかなっちゃいました笑
あとおまけとして、物が少ないと、年度末の教室移動や、学校異動のときもラクになります❗
お菓子やお茶だって、みんなでシェア!
あと気になるのは、お家からお菓子やお茶を持ってくる人。
あれも正直「もったいな〜」と思っちゃいます。
学校の職員室に、共用スペースにお菓子やお茶って、置いてありませんか?
共用スペースの物は、おそらく自分たちで、お金を出し合って買っているものですよね。
活用しなければもったいない!
僕は毎日のように、職員室からコーヒーをいただいています。
もちろん、お買い物担当の先生にはきちんと感謝しましょう。(僕も担当をやったことあります)
ワークシートを作るな
ワークシートを自作でコツコツ作っている方、
もちろん素晴らしいと思います。
ただ、はっきり言って、「それ、大変じゃね❓」と思っちゃいます。
また、ワークシートを作ったら、印刷して、子どもたちに配布します。
つまり、ワークシートという「物」が増えてしまうのです。
物は最小限であるミニマリストの極意に反してしまいます。
45分か、まぁできても数時間程度のために使用するワークシート、
もう一度見直してみませんか。
既存のワークシートを活用しましょう!
もちろん、すべてのワークシートを否定しているわけではありません。
「自作」のワークシートを見直そう、ということです。
今の時代、ネットや本から、先人が考えた素晴らしい教材が手に入ります。
ぜひ活用していきましょう!
ノートを活用しましょう!
僕が一番オススメするのは、もっとノートを使うことです。
ワークシートになると、
1.ワークシートを作る
2.ワークシートを印刷する
3.ワークシートを回収する
といった作業工程が生まれます。
これがノートとなると、
1.子どもはノートを常に持参。よって特別に作る必要なし
2.ノートは1人1冊。よって印刷する必要なし
3.ノートは回収した後も管理がしやすい。ワークシートは紙なのでバラバラになってしまう可能性がある
ノートですと、回収した後に、子どもたちへすぐ返そうとなりますので、手持ちの物を減らすことができます。
もちろん、今流行りのICTを上手く使って、なるべく物を出さないのもいいですね❗
トラッシュボックスを作っておきましょう!
最後にオススメするのは、教室や職員室に「トラッシュボックス」を作っておくことです❗
これは何かと言いますと、「一時的にプリントを置いておく場所」です。
教室の場合
学校には毎日のように配布物やプリントが出ます。
そのプリントは、クラスの人数ピッタリというわけでもなく、数枚ほどプラスで配布されることが多いです。
余ったプリントは、無くしてしまった子たち用に取っておきます。
ただし、そのプリントの「行き場所」がないのです。
何もしないとプリントが整理されないまま、どんどん溜まってしまいます。
僕は黒板の下に少し大きめのダンボールを用意し、そこに余ったプリント類をポイポイ入れています。
必要なければ、学期末とかにまとめて捨てます。
仮にプリントを無くしてしまって、余りが欲しい子たちにも、その箱から見つけ出せます。
大切なことは、余ったプリントの行き場所が1つだけ、というところですね。
1つだけなので、どこに何があるのかすぐにわかります。
あと別の用途として、子どもたちから紙が欲しいと言われたら、その箱から「再生紙」として利用することもできます❗
職員室の場合
職員室も教室と同じぐらい、毎日のようにプリントが出てきます。
同じく、トラッシュボックスを作っておきます。
職員室の場合は、必要なプリントか、必要ではないプリントを判断することです。
必要なプリントは手元に置き、
必要でないプリントは、すぐトラッシュボックスに入れ、余裕があれば捨てます。
ただ、厄介なことに「この内容は必要なのかな?」と微妙なラインがあったりします笑
僕はそいつをトラッシュボックスに入れてしまいます。
どんな長くても学期中に使用しなければ、もう捨ててもいいでしょう。
もし使うことになっても、トラッシュボックスのどこかには入っているので、何とか探せます。
ちなみに職員室のトラッシュボックスは、無印で買った、縦における箱を足元に置いています❗
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:おすすめ書籍紹介
以上が僕のオススメする働き方改革の一部です。
一番大切なことは、「物がスッキリすると、頭の中もスッキリする」ことです。
目の前に余計な情報がないので、作業に集中しやすくなるのです。
僕自身、この方法を使うことで、すごく仕事が効果的・効率的にできるようになりました。
ぜひ、あなたも生かしてみてください!
最後に、僕が働き方改革において役に立った本を紹介しますね。
ご精読感謝致します❗
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