「あーマジでムカつく❗」
と他人に対してイライラしたり…
「自分ってダメだなぁ…」
と自分の未熟さに落ち込んでしまったり…
人間、生きていると様々な悩みやストレスを抱えますよね。
僕は現役の学校の先生でして、世間的に「ストレスを抱えやすい仕事」で上位に入るのではないでしょうか笑
ただ、それでもこの仕事を約10年間やっていけたのは、僕なりの「ストレス発散法・解消法」があったからです。
そこで今回は、
【学校の先生が語る】ストレス発散法・解消法ベスト10
というテーマでお話ししたいと思います。
僕の経験談が少しでも、現場の先生やこれから先生になろうと考えている方へ参考になれば幸いです❗

楽しんでな❗
【学校の先生が語る】ストレス発散法・解消法ベスト10
はじめに断っておきますが、僕自身は内向型な性格で「ガラスのハート」です。
いい意味で「あなたは真面目だね」とはよく言われるのですが笑
ですので、同じような境遇の方には特にピッタリな方法かもしれませんね!
それでは行きましょう❗
第10位 名言集を観る・聴く
人間の悩みというものは、いつの時代も変わらないものらしく、昔の偉人もみんな経験していました。
そして、みんな悩みを乗り越えてきたのです。
その偉人の叡智を生かさない手はありません。
自己啓発で有名なデール・カーネギーの名言集でも構いません。
お気に入りの人物の名言集でも構いません。
また最近は本やインターネット検索だけでなく、You Tubeで「名言集」と検索すれば、イチロー選手やスティーブ・ジョブズといった有名人の肉声も聴くことができます。
そして、個人的におすすめなのは、「アニメ」の名言集です。
壮大なBGMと共に、カッコいいシーンが流れます。(素晴らしい編集に感謝❗)
この動画を観てもいいし、歩きながら耳だけで聴くのもOKです。
スマホさえあれば簡単にできます。
お手軽にモチベーションが高まるストレス発散法・解消法です❗
第9位 歩く
ストレス発散・解消には「運動」がよいと言われます。
また運動にはストレスだけでなく、集中力や学力アップにも効果があると言われています。
悩みやストレスで落ち込んでしまったときは、人間ふさぎがちになり、モヤモヤを抱えたままじっとしてしまうことが多いと考えます。
そこで、心と体をリフレッシュさせるために気分転換をすることが大切で、その方法として「歩く」ことが一番だと考えています。
ランニングもいいですが、専用のシューズや着替えが面倒くさい笑
もちろん、気分転換にはドライブやサイクリングも良いのですが、悩みやストレスを抱えたままの運転は事故の危険があります。
お手軽かつ安全な気分転換として、「歩き」が最適なのです❗
第8位 小説を読む
僕は読書が好きでして、仕事に役立つ教育書やビジネス書をよく読みます。
しかし、教育書やビジネス書は基本的に「こうすれば上手くいったよ」という成功談の内容です。
自分の心が荒れているときに他人の成功談を聴くと、逆に「己のダメさ加減」が身にしみて、一層落ち込んでしまうのです。(それでも時には自分の弱さと向き合うことは大切ですが)
そこでおすすめなのは「小説を読むこと」です❗
小説はフィクションが多い。
フィクションだからこそ、非現実的な人物や場面が想定外に現れてくるのです。
これがいい。
現実の悩みやストレスって、自分にとっての想定外から生まれてきませんか?
「こんなの理解できない❗」
「あの人の価値観がわけわからん❗」
といった感じです。
小説を読むと、そんな「想定外への耐性」が深くなります。
僕は司馬遼太郎氏や吉川英治氏の歴史小説から偉人の素晴らしさを学び、村上春樹氏から「意味がわからないけどこんな世界も面白い」なんて思いながら、小説を読んでいます笑
幕末の猛る志士たちの情熱を感じたいなら…🔽
成功と失敗を繰り返し「人間味」のある英雄を学ぶなら…🔽
孤独の強さを手に入れるなら…🔽
本当にありそうなパラレルワールド(並行世界)を感じたいなら…🔽
小説と一緒にクラシックや様々な芸術にも触れたいなら…🔽
第7位 サウナに入る
温泉や銭湯でもいいですし、何なら自宅の湯船でもいいでしょう。
「お風呂」ってリラックスできますよね!
ただし、悩みやストレスを抱えているとき、人間は頭の中が「負の考え」でいっぱい。ゴチャゴチャしています。
せっかくのお風呂も頭の中がゴチャゴチャしていると、完全にリラックスできません。
そこで、ちょっと荒療治ですが、いっそのこと頭の中を何も考えられないような状況に持っていきます。それが「サウナ」なのです。
サウナは体に負担がかかります。
「あー暑い!」
「あと2分!」
「出たらビールを飲もう!」
といったように、体への負担が逆に余計な考えをシャットダウンしてくれます。
たとえ、一時でも悩みやストレスを忘れられることはすごく大切です。
第6位 知らない場所へ行ってみる
これまでストレス発散法・解消法として、
・気分転換をする
・余計なことを考えない
といった内容が出てきましたが、これらを満たす方法として、「知らない場所へ行ってみる」こともおすすめです!
未知なる場所は冒険心をくすぐり、いい気分転換になります。
また、知らない場所は目に入る景色も新鮮で、良い意味で気持ちを転換できます。
とある休日、僕は何となく都営大江戸線「大門駅」で降り、そのままゆりかもめ「竹芝駅」の方まで歩いてみました。
目的はありません。はじめて歩いた場所です。
そこで、ソフトバンク本社の美しいビルや、竹芝埠頭に到着した小笠原諸島まで行く船を観て、とても感動したのを覚えています。
余計なことを忘れた瞬間です。
これは休日の話ですが、平日でもたとえば、普段とは違うルートで家に帰ってみる、
こんなことをしてみてはいかがでしょうか❓
第5位 映画館で映画を観る
「ストレス発散・解消に映画はよい」と聞きますが、それならば、プライム・ビデオやNetflixでもいいのか❓
はっきり言います。
「ストレス発散・解消には映画館の方がいい❗」
何度も繰り返しますが、ストレス発散・解消には「余計なことを考えない」ことが大切です。
プライム・ビデオなども悪くはないのですが、映画館の「非日常感」には到底叶いません。
・大きなスクリーン
・迫力のあるサウンド
そして、「お金を払ってしまった」という事実から、つまらない映画でも一字一句見逃さないように集中します。
つまり、没頭しているのです。
たとえ一時でも、嫌なことを忘れて没頭できる空間、それが映画館です。
ぜひ試してみてください!
※それでもプライム・ビデオが観たい!という方はこちらから🔽
第4位 人と話す
「愚痴を聞いてもらう」
と書くと、あまりいい響きではありませんが、嫌なことをずっと溜めていると、心が苦しくなってしまいます。
ただ話を聞いてもらうだけで、溜まっていた想いがスッキリしますし、相手からアドバイスももらえます。
僕の場合は、同僚や先輩の他、奥さんが話を聞いてくれ、本当に恵まれているなと思います。
特に奥さんは同業者ではないので、異なる視点でアドバイスをくれるので、すごく助かっています。

ボクも愚痴を聞いてあげるで❗
第3位 最悪の場面を想定する
学校の先生にとって、最悪の場面とは何でしょうか。
学級崩壊でしょうか。
鳴り止まないクレームでしょうか。
懲戒免職になることでしょうか。
昨今の、悲しいニュースを観て思うことは、
命を断つこと
これに勝る最悪の場面などありません。
「命を断つ」という最悪の場面を想定すれば、その他のことは何とでもなります。
つらいときは休めばいい。
現代は学校の先生のなり手が少ないのです。
休職しても、教員免許さえあれば、臨時的任用でも再復帰できます。
職はあります。
だから、悩みやストレスを恐れる必要はありません。
以下の本もぜひ参考にしてみてください。
第2位 謝る
「なんであんな怒り方をしてしまったのだろう…」
実は僕自身の悩みやストレスは、自分の未熟さから生まれることが多いのです。
特に多いのは指導を失敗したとき。具体的には子どもを不必要に叱ってしまったときです。
もちろん、叱ることも大切です。
しかし、学校の先生を経験している方はわかると思いますが、「良くない指導」を時にやらかすことがあるのですね。
やらかしたときの子どもの表情や気持ちを思い出すと、非常に心が痛みます。
そんなときの解消法はただ一つです。
謝ります。
「機能の先生の言い方はよくなかったです。本当にゴメンなさい」
と素直に謝ります。
これは相手のためであると同時に、自分のためでもあります。
犯罪を犯した人が自首する事例があると思います。
この気持ちが少しわかります。
人間、罪を抱えたまま生きていくのは辛いのです。
だからこそ、罪を認め、きちんと罰を受けたほうがラクになるときもあるのだと思います。
もちろん、謝罪の気持ちは「自分の非を認め、心から」です。
第1位 仕事で解決する
「フィールドの負い目はフィールドでしか返せない」
「俺たちのフィールド」というサッカー漫画の名ゼリフです。
そうなんです。
仕事で負った悩みやストレスというものは、仕事で解決するのが一番です!
読書やサウナ、また旅行へ行く、美味しいもの食べるなど、ストレス発散・解消にはすべて大事です。
でも、心にモヤモヤを抱えたままプライベートを充実させても、どこか完全にリラックスできない自分がいることに気づくと思います。
映画だって一時的には気分が晴れても、上映が終わってしまえば現実は何も変わらないままです。
「トラブルが解決できた❗」
「クレーム処理も終わった❗」
こんなとき、心は見事晴れ晴れとし、いつものショッピングがより楽しくなり、いつものラーメンがより美味しくなると思います笑
もちろん状況にもよりますが、時には悩みやストレスを「乗り越える敵」だと思って、やっつけることも大切なのです。
その達成感はどんなストレス発散法・解消法よりも大きいものです❗
まとめ:誰もが経験すること
僕なりのストレス発散法・解消法はいかがだったでしょうか。
最後に伝えたいのは、学校の先生の悩みやストレスは「誰もが経験している」ことだということです。
一見、完璧な学級経営や授業をやられているスーパー先生も、キャリアのどこかでは必ず困難な時期がありました。
いや、今でもずっと困難と向き合っているのだと思います。
先輩からのアドバイスや自分と向き合うことによって、何とかこの仕事を続けているのだと思います。
正直、ストレスのかかるこの仕事ですが、これからもお互い頑張っていきましょう❗
今日のシン・キョウシ格言
「悩みやストレスはある。でも解決策も必ずある」
ハルキ
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