【現役教師が解説】小学校教師の仕事内容まとめ【働き方のアドバイスもあります】

教育相談

「小学校の先生になりたいけど、いったいどんな仕事内容なんだろう?」

「忙しいと言われるけど、本当なのかな?」

「どうすれば効率よく、楽しく働けるのかな?」



こんな疑問はありませんか?


おはようございます。ハルキと申します。

今現在、教師歴が10年ほどでして、公立小学校・私立小学校・特別支援学級などを担当してきました。

学年主任をはじめ、特別活動主任や視聴覚主任などを経験しています。

また、様々な教育雑誌・教育新聞の連載、講演活動も行っています。


今回は、「小学校教師の仕事内容」というテーマでお話します。



基本的に記事の内容は、「これから小学校の先生になりたい!」と思っている人向けです。

実際に僕がどんな仕事をしているのか伝えます。

ただし、僕なりの仕事の方法も伝えていくので、経験者であっても役に立つ情報だと思います。


それでは行きましょう!


小学校教師の仕事内容まとめ

「ある一日」の様子を赤裸々にご紹介します笑


起床・通勤(6:00〜7:10)

①午前6時起床(一度5時半に起きるが二度寝することが多い笑)

②ウサギに餌やり。

③テレビ(主に天気予報)を見ながら、朝食(ほぼ毎日パン・ヨーグルト・コーヒー)をとる。

④身支度を済ます。トイレでは時々電気を消して真っ暗にし、その日のイメージトレーニングをする。

⑤6:45頃、ゴミ捨てをしつつ家を出る。基本自転車通勤(約20分)。雨の日は電車通勤(約30分)。

⑥7:10頃、職場に到着。タイムカードを押す。

1.自転車通勤は目覚めの運動に快適です!
2.電車通勤のときは読書や、ビジネス系You Tubeを聞けるチャンス!
3.トイレのイメトレ意外とオススメ笑(マインドフルネスになります)
4.気持ち早めに通勤すると、落ち着いてその日の準備ができます!


始業前(7:10〜8:15)

①その日のTODOリストを確認。必要なことは付け足す。(すべて教材研究ノートに書く)

②教室の準備。配布物の準備や提出箱の設置、黒板に必要事項のメッセージを書く。

③7:30児童登校(ウチの学校早いよね!笑)

④授業準備で終わっていないところ(教材研究やプリント作成など)を職員室で済ませる。

⑤7:45頃教室へ行く。

⑥登校した子から宿題を提出させ、どんどんチェックする。(宿題はプリント。チェックはサインが多い)

⑦火曜日のみ8時から職員室にて職員朝会。

⑧教室へ戻り、提出物の確認や宿題チェックをする。

1.TODOリストを活用しましょう。終わった項目から斜線を入れるとスッキリしますよ!
2.提出物や宿題チェックは、なるべく朝に済ませてしまう方が効率的です!
3.凝った宿題(自主学習など)を出すとチェックが大変! 効率を求めるなら宿題はシンプルに!
※ とはいえ自主学習をしたい子もいるので、僕のクラスでは一人一冊ノートを用意し、①必ずやるべきプリント、②やりたい人はプラスαで自主学習、というシステムになっています。全員が必ずやるべきことは、①のプリントをノートに貼って提出することです。自主学習をやった子にはコメントも書いてあげます。


朝の会・朝自習(8:15〜8:40)

①8:15着席。子どもたちは読書などをしている。

②8:20朝の会。日直が司会。挨拶、係や当番からの連絡、先生からのお話、とシンプルな内容。

③先生からのお話では、まず今日の配布物をすべて配る。

④配布物が配り終わったら、学級通信の読み聞かせをしたり、その日の連絡事項を話す。

⑤先生のお話が終わったら、1時間目まで子ども主体の時間。係活動をすることが多い。

1.朝の会で今日の配布物をすべて配ってしまうと、後々ラクになります!


授業・空き時間・休み時間・給食・掃除(8:40〜15:15)

①授業をする。一斉授業、『学び合い』、個別化など、場面に合わせて様々な形態で行う。

②空き時間は、宿題チェックのやり残し、学級通信作成、事務仕事、教材研究などをする。時々、他のクラスの授業も観に行く。

③休み時間は、授業の準備、時間があれば子どもたちと一緒に遊ぶ。

④給食は子どもたちと一緒に準備・片付けを行う。コロナのため基本しゃべらず食べる。

⑤掃除はたてわり。子どもたちと一緒に掃除をする。

1.教師は授業が命です。様々な授業実践を学んでいきましょう!
2.空き時間は貴重です。TODOリストに沿って効率よく仕事を進めていきましょう!
3.時間があれば、他のクラスの授業も見学しましょう!


放課後(15:15〜16:45)

①帰りの会はほぼなし。子どもたちは3分程度「振り返りジャーナル」を書く。ジャーナルを提出した子からさようなら。

②子どもが全員帰るのを待ちつつ、ジャーナルにコメントを記入する。

③子どもが全員帰ったら、職員室に戻り、事務仕事や教材研究をする。

④会議が入る日もある。

1.先生も子どもたちも放課後はゆっくりしたい。帰りの会は短く最小限で!
2.振り返りジャーナルはひと手間だけど、子どもたちと公平に繋がる大切な実践!
3.事務仕事は「緊急で重要」→「緊急で重要じゃない」の順に片付けましょう!
4.教材研究は数日先を見通すと後々がラク。慣れないうちは、本やネット、先輩の実践を参考にしましょう!
5.会議は、会議後に「決まったこと」「自分がやるべきこと」を意識して参加しましょう!
※ 先輩の実践を学ぶことはとても大切です。一番良いのは先輩に直接聴くことです。しかし、先輩も忙しいので、なかなかお話できないかもしれません。そこで、オススメなのは、放課後にこっそり「先輩の教室を覗くこと」です。教室の掲示物からいろいろな実践を学ぶことができますよ!


退勤・帰宅(16:45〜23:00)

①明日のTODOリストや授業の流れを教材研究ノートにまとめる。

②タイムカードを押して退勤。自転車で運動。もしくは電車で読書。

③帰宅。奥さんと分担し、家事(洗濯物をたたむ、ウサギのお世話、夕食を作るなど)を済ませる。

④夕食を済ませ、しばしまったり。

⑤21:30頃、食器を片付け、お風呂(シャワーが多い)に入る。

⑥お風呂は奥さんと順番で、入っていないときはウサギと遊ぶ。

⑦シャワー後に必ず水を飲む。

⑧読書などで時間をつぶし、23:00頃に就寝。

1.お家では時短家電を活用しましょう!(乾燥機付き洗濯機・食器洗い機・ロボット掃除機など)
2.家では仕事を基本せず、ゆっくり休みましょう!
3.睡眠をしっかり取りましょう!
※ 授業実践を高めるなら、お家で読書はオススメです。よく「読書する時間がない」と言いますが、逆です。「読書しないから時間がない」のです。たくさんの実践を学べば、仕事も効率的・効果的になっていきます。そして、結果、時短に繋がるのです。読書への投資は大切です。


まとめ:トラブルを楽しむ

現役教師の仕事内容はいかがだったでしょうか。

もちろん、毎日がスムーズに行くわけでもなく、日々トラブルの連続です。

でも、そのトラブルを上手く対処できたときは、なかなか快感なものです笑

もし、もっと細かい部分での仕事の内容が知りたい場合は、当サイトの他のページを読んだり、また、直接コメントをしてくださいね!

これからもお互い頑張っていきましょう!

それではまた!

ご精読感謝致します!

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